こんにちは!
自宅でモンテッソーリ幼児教室を運営しながら、おうちでモンテッソーリ教育を実践しているEduLaboJapan代表のささおらんです。
生後3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月の頃の赤ちゃんは、まだ自分で移動するのは難しいですが、脳の神経細胞がさかんに発達して、積極的な探究心が芽生える時期です。
そのため赤ちゃんの探究心をくずぐるおもちゃを用意したり、大人が積極的に働きかけたりしてあげることが必要です。
今回は、生後3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月頃の発達とおすすめの遊びを紹介します!
もくじ
生後3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月の頃の赤ちゃんの発達
運動
生後3ヶ月頃になると首がすわるようになり、寝返りができるようになってきます。
首が座ると自分が見たい方向に顔を向け見ることができ、またうつ伏せの姿勢でも顔が上がるようになるので、見渡せるようになります。
見たいものがみられるようになると、それを取ろうと手を伸ばしつかもうとするようになりより運動機能が発達してきます。
視覚
生後3〜5ヶ月頃の視力は、0.04〜0.08程度で、ママやパパがどんな表情をしているか判別できるようになり、追視がはっきりできるようになってきます。
生後4~5ヶ月頃になると奥行きがわかるようになってきます。
色の識別は、赤色を最初に認識し、そこからはっきりした色から徐々に区別できるようになってきます。
生後3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月の頃の赤ちゃんへの関わり方のPOINT
探究心をくすぐる
赤ちゃんが見たくなるような、手を伸ばしたくなるようなおもちゃを用意してあげましょう。
おもちゃの素材や色などにもこだわって選んでみてくださいね。
刺激をたっぷり味わう
生後1ヶ月・2ヶ月は生まれたこの世界に慣れることが優先でしたが、生後3ヶ月以降は、少しずつ感覚器官を刺激して好奇心を満たしてあげるようにしましょう!
ちなみに写真は寒天遊びをしているところです。
うつ伏せ時間をとる
うつ伏せの姿勢で、筋肉と弛緩を感じられるようにしてあげましょう。
しっかり体の中心の筋肉が発達すると、この後のハイハイや歩行、また手先が器用になる土台ができあがるので、赤ちゃんの機嫌をみながら取り組んでくださいね。
生後3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月の頃の赤ちゃんにおすすめな遊び
握る
大人の小指の太さくらいのガラガラなどを用意して、握るように促してしましょう!
この時期の赤ちゃんは、握った物を口元に持っいって探索行動を行います。
プラスチックなものより、なるべく木製のものなど感触が楽しめるものを用意してあげましょう。
振る
ガラガラや鈴など持ったものを振って遊ぶようにしましょう。
慣れてきたら、大人と一緒にバチをもって太鼓をたたくなど発展した遊びにつなげていきます。
追視あそび
追視が少しずつできるようになってきましたが、目の発達は未熟で視野は狭く、とってもゆっくりな動きでないと捉えることが難しい時期です。
興味のあるおもちゃや色がはっきりしたもので、上下左右や回すなどして追視を促してあげてください。
おすわり
まだ1人で座ることは難しいですが、大人の膝の上で座位をとって、座った時の姿勢を経験させてあげましょう。
背中が丸まってしまうので、おでこの斜め上あたりでおもちゃなどを見せ顔をあげられるようにしてあげましょう。
ひっぱる
見たもに手を伸ばす→つかむという動きができるようになってきたら次は「ひっぱる」活動に挑戦してみましょう!
小さい力でも引っ張れるように、ゴムのついたおもちゃやオーボールにスカーフを入れたおもちゃを用意して、遊びましょう。
手や腕の力をつけたり、視覚野・運動野という脳の発達にも良い遊びです。
鏡あそび
鏡の前に大人と座り、「ここが目だよ」「ここが口だよ」と赤ちゃんの顔を触りながら、注目させてあげましょう。
この頃は、鏡にうつっているのが自分だと認識はできず、生後9ヶ月頃になると鏡に写っているのが自分とわかるようになります。
ハイハイ準備
1.肘立て姿勢がとれるようになったら、手を広げてあげる
ハイハイが上手にできるには、まず手のひらを床につけられることが大切です。
そのため、肘立て姿勢が上手にできるようになったら、手を広げ、手のひらが床につくように促してあげましょう。
2.前に進む感覚をつかませよう
肘立て姿勢ができるようになると、足を動かして前に移動しようとします。
膝を曲げたタイミングで足の裏に大人の手で壁を作り、蹴り出せるようにサポートしましょう。
大人が手で押し出すのではなく、あくまでも子どもが蹴って前にでるようにサポートすることが大切です。
おわり
活動などは一部なので、いろいろ試しながら好きな遊びを見つけてあげてください。
また繰り返し行うことも大切なので、1回やって終わりでなく「もっとやってみる?」と言葉掛けをし、やり取りをしながら楽しんでくださいね!