こんにちは!
”EduLaboJapan”代表のささおらんです。
教員や講師、そして子育てサロンを運営していてたくさんのご家族の方々とお話しする機会がありましたが、悩みで多いのが”うちの子、全然片付けられないんです”というもの。
子どもは”できないのではなくて、やり方がわからないだけ”なので、おうちの環境や大人の関わり方のコツを押さえれば“お片付け上手”に変身します!
今回は片付け上手になる為のコツをご紹介します!
もくじ
1歳3ヶ月のお片付け動画
まずは1歳3ヶ月の時の娘のお片付けしている様子の動画をご覧ください。
1歳3ヶ月から歩き始めたので、歩行はまだまだ不安定ですが「片付けなさい!」と言われなくても自分から片付けをしています。
自分でやってくれるとパパもママも怒らなくて良いので子育てがぐっと楽になります。
このあとおうちでの環境の整え方や関わり方を具体的にお伝えします。
【片付け上手になるコツその1】モンテッソーリ流おうちの環境設定
子どもサイズのものを準備しよう!

上記の動画で娘が運んでいるのがこちらの教材。
一つの教材を子どもの手のサイズに合ったトレーに入れることで、活動する机と片付ける棚まで1往復でいけるので子どもも楽に片付けすることができます。
おすすめのトレーはこちら
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おもちゃや教材を整理しよう!

私の自宅ではモンテッソーリ幼児教室をしていますので、大きな棚を用意していますが、おうちで用意するのは大変ですし、子どもにとっては数が多すぎるので、下記のようにカラーボックスを横に倒して使用するとちょうど良いかと思います。

教材やおもちゃの数は子ども一人ひとり違うので、お子様に合わせて並べてあげてくださいね。
こうして教材を整理してあげることで、一つ教材を取り出した時に、片付ける場所が視覚的にわかるので、自然に子どもは元の場所に戻してくれます。
【片付け上手になるコツその2】モンテッソーリ流 大人の関わり方

片付ける姿をみせよう!
みなさん子どもに片付ける姿は見せていますか?
活動や遊び方などはやり方を見せるとおもいますが、意外と見落としているのが「片付ける姿」を見せていない場合が多いです。
モンテッソーリ教育では「提示(=やり方を見せる)」といいますが、「今から片付けるからみててね」といってゆっくり持ち方から運び方・トレーの置き方までゆっくり見せます。
見ていないようでも子どもは「ちらっと」見ているので、一つ遊ぶごとに「一つ出したら片付けようね」と言いながら、片付ける様子を見せてあげましょう!
子どもは”真似する達人”なので、しばらく大人が片付ける様子を見ていると自分から自然とやり始めます!
怒るのではなく「やってほしいこと」と言葉にする
上記でやり方を見せてもすぐに子どもは片付けない場合も多いです。
そんな時に「片付けしなさい!」と怒るのではなく、「片付けようね」とやってほしいことを言葉にすると子どもは行動に移してくれることが多いです。
大人にとっても「片付けなさい!」と命令口調だとイライラした気持ちを作っていってしまいますが、「片付けようね」と落ちついた口調で伝えると命令口調より穏やかに子どもに接することができます。
ほんの少しの違いですが、子育てのしやすさや全く違いまので、ぜひ試してみてくださいね。
さいごに

トレーを使って運んで片付けられるようになるのは、1歳前後の歩行ができるようになってからですが、0歳のハイハイ時期から片付ける姿を見せたり、環境を整えてあげたりすると子どもなりに片付けをしてくれますので、0歳の頃からでも見せてあげてくださいね♡
また2歳・3歳以降の子どもも同じようにしてもお片付け上手になるのでぜひ試してみてくださいね♪
また、実際にやってみてうまくいかなかったり、わかりにくいことがありましたらお気軽にコメントくださいね!
そして私が主人と運営している子育てサロンC.S.P.Baseで実施しているモンテッソーリ 子育て講座がありますので、ぜひ遊びにきてくださいね♡
「モンテッソーリ子育て講座」
「おうちモンテ実践講座」
「モンテッソーリ流トイレットラーニング講座」
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