はじめまして 講師の笹尾蘭です。
簡単に自己紹介とモンテッソーリ教育との出会いについてお話しさせていただきます。
突然ですが私の人生のテーマは「みんなが幸せを感じられる世界をつくること」
私が考える”幸せ”とは「人の役に立てたときに感じられるもの」と定義付けています。
この考えが根底にあることをご理解していただけた上で自己紹介をお読みいただければと思います。
もくじ
自己紹介
私は大学卒業後、特別支援学校の教員として6年在籍しました。
”特別支援学校”と聞いてイメージをもてる方は少ないかと思いますが、障がいのある子どもだちが通う学校で子ども一人ひとりの発達の応じて授業をしていきます。
子どもの発達段階は一人ひとり異なるので、 授業の内容や教材・宿題など子どもに応じて考え、すべて手作りしていきます。
私は最大4人の子どもの担任として勤めましたが(平均は2~3人に1担任)、一人ひとりに応じて教材を考え作るのはとても大変な作業です。しかし、子どもたちが目に見えて成長していく姿や活き活きと活動している姿は本当に幸せな瞬間で、とてもやりがいのある仕事で大好きでした。
ただ私自身、出産をし、区で主催しているママ会に参加したときに、育児で悩んでいるママが多いことを知ります。そして、障がいのあるお子様の放課後施設での過ごし方でもやもやしている職員の方の話、障がいのあるお子様がいるママがおでかけできる場所が限られる…などなど、様々な課題を知りました。そこで私はそのような課題を抱える方々が”幸せ”になれる方法はないかと考えるうちに、教員ではなくもっと地域に密着した子育て支援をやっていきたいという思いが強くなってきました。
そんな時に主人と自宅兼子育てコミュニティサロンをオープンする話がでてきました。それが”コミュニティサロンC.S.P.Base”です。
なぜモンテッソーリ教育?!
子どもが生まれていろいろな幼児教室の体験などにも参加しましたが、どこも「天才をそだてる!」といったニュアンスが強く、フラッシュカードなどの詰め込み型の教育方法で私の考えには合いませんでした。
モンテッソーリ教育は、子どもの自発性を大切にし、親は子どもが自分で成長していく過程を観察し環境を整えてあげる。また、活動でつまずいていたらやり方を見せてあげる。といった子どものサポート役で、子どもが主体となった活動が中心なのが、教員時代に私が大切にしてきたことと同じでとてもしっくりしました。
また、モンテッソーリ教育を受けた著名人を見ているとAmazon.com の創設者ジェフ・ベゾフ、googleの共同創始者のセルゲイ・ブリン・とラリー・ペイジ、経済学者のピーター・ドラッカーなど時代を作ってきた人が多くいます。
必ずしも著名人になるわけではないですが、これからAI時代がきて社会が変化していく中で、娘にはAIができる「処理の速さ」よりも「自分で課題を見つけ、解決して行く力」を身につけてほしい、そういった側面でもモンテッソーリ教育を軸に子育てをしていきたいと思いました。
モンテッソーリ幼児教室では、子どもの主体性を大切にし、「じぶんでできた!」という経験を積めるような環境を作ります。
また、子育てに悩んでいるお父さん・お母さんにもモンテッソーリ教育について知っていただき、子育ての楽しさを実感できるようなお話しをさせていただければと思います。
人生略歴
地元は東京都目黒区で父母と3人の兄がいる6人家族。
3才〜モダンバレエを習い始め、大学卒業まで週3でダンス。
全国舞踊コンクールで入賞経験も有り。
4才〜14才まで、お米アレルギーがあり、給食でご飯がでる時にはパンを持参。
同級生から「非国民」などと言われることもありましたが、ポジティブな性格だったので、「自分だけがパンを持って来られる」という優越感で気にせず過ごす。
高校では生徒会長を務める。
父が自営業ということもあり、大学では経営学部で、経営を学ぶ。
この時に障害者雇用の低さを知り、障がいのある子どもへの教育の必要性を感じ、4年制の大学を卒業後、教育学部のある大学に編入。特別支援学校の教員を目指すことに。
また在学中に、国際環境NGOのボランティアに参加。
マレーシアのボルネオ島にスタディツアーやオーストラリアにファームステイなどを行う。
社会の仕組みを変えて生活をよりよくするために活動し、共同理事も務める。
編入先の大学で、主人と出会い結婚。
2017年10月30日に第一子、2020年2月10日に第二子を出産。
<保有資格>
小学校教諭第一種免許状/特別支援学校教諭第一種免許状/日本モンテッソーリ幼児教室協会認定講師/ベビーサイン講師など子どもや教育に関する資格を多数保有